診療内容

矯正治療とは

こんなお悩みはありませんか?
「歯並びが気になって歯を出して笑えない」
「食べものを噛むたびに顎に違和感がある」

不正咬合をそのまま放っておくと思い切り笑えないだけでなく、肩こり・頭痛などとして身体にも影響が出てきます。そうならないためにも、矯正歯科治療を受けて、健康的な身体を保ちましょう。当院では、毎月矯正医による治療と 無料相談を行っています。「治療内容や治療費が気になるので矯正について知っておきたい」 などお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

機能面のお悩みも改善してこそ矯正治療

矯正歯科治療とは、不自然な位置にある歯や顎の骨(不正咬合)を整えて、 美しい歯並びや正しい咬み合わせにすることです。口元の見た目を気にする方が治療を受けていると考えられがちですが、実は矯正歯科治療は審美面だけでなく機能面にお悩みの方にも最適な治療なのです。
不正咬合があると歯並びが良くないばかりでなく、歯の本来の働きが妨げられたり、 歯の清掃が十分できなくなり虫歯や歯周病などを引き起こしたりします。更に歯並びによっては発音がしづらい、よく噛めないので消化によくないといった問題もあります。矯正治療では不正咬合を治すことによってこのようなお悩みを解消することができます。虫歯や歯周病などを防ぎ、発音が明瞭になり、良く噛めるようになります。矯正治療は歯の機能を改善することで健康を増進させることができるのです。

こんな歯並びで困っていませんか?

  • 叢生 そうせい

    歯並びが悪い

  • 反対咬合 はんたいこうごう

    受け口が気になる

  • 空隙歯列 くうげきしれつ

    すきっ歯を治したい

  • 上顎前突 じょうがくぜんとつ

    出っ歯で悩んでいる

  • 交差咬合 こうさこうごう

    中心から横にズレている

  • 過蓋咬合 かがいこうごう

    咬み合わせが深い

こどもの矯正

子供の治療は、歯の交換やあごの骨の成長バランスを考慮するため比較的長期間にわたることが多く、通常2期に分けて行います。

1期治療 目安:6歳〜小学生低学年
5、6歳頃~10、11歳頃の混合歯列期(乳歯と永久歯が生えている時期)に行う治療のことです。比較的簡単な装置を使用し、本格的な矯正歯科治療である2期治療に入る前の準備的な治療とも言えます。
2期治療 目安:小学生高学年以降
11、12歳前後以降で永久歯が生えそろってから行う治療のことです。ブラケット装置というワイヤーの矯正装置で、永久歯の歯ならびやかみ合わせを良くしていく本格的な矯正歯科治療です。

大人になってから始める方が増えています

小さいころから自分の歯並びが気になっていたけれど、あまり人には相談できず悩んできた。そんな方は多いのではないでしょうか。以前までは「矯正歯科治療は成人する前に受けるもの」と認識されていました。しかし、近年では矯正装置が目立たなくなったことや歯並びや咬み合わせの重要性が認識されてきたことから、 成人の矯正歯科治療も一般化してきています。実は大人になってからでも 歯列矯正をして歯並びをきれいにできるのです。
ずっと悩んでいた歯並びを治したい、そう思ったときこそが治療開始時期です。目立たない矯正器具もご用意しています。後悔することがないよう、気になったら是非一度ご相談ください。

お口の中の問題がある場合は、治療して歯茎を健康にしてから、矯正に取りかかります。

大人の矯正特有の問題

  • 歯周病にかかっている場合がある
  • 歯茎のコンディションが悪化している場合がある
  • 歯を失っている場合がある

装置をつけたい部分に歯がない場合は、矯正用インプラントをすることによって矯正治療を行います。矯正用インプラントとは矯正歯科用につくられたインプラントを顎の骨に埋め込み、固定源として使用する方法です。今までは難しかった矯正治療を可能にします。

マウスピース矯正(シュアスマイル)

シュアスマイルとは米国デンツプライシロナ社の、デジタル3D技術を活用したマウスピース矯正治療システムです。
デジタル製作のため精度が高く、患者さまごとにカスタマイズされた治療が可能となっています。
従来のワイヤー+ブラケットタイプの矯正治療との比較では、矯正に必要な時間や来院数が減ることで患者さまの負担が少なくなります。

※不未承認機器・医薬品に関する注意事項について

歯科矯正用治療支援プログラム(シュアスマイル ソフトウェア)は医薬品医療機器等法(薬機法)において承認されていない医療機器になります。
・当院ではこの製品をデンツプライシロナ社から入手しております。
・マウスピース型矯正装置はシュアスマイルの他にもさまざまな種類があり、その中には国内で薬事承認されているマウスピース型矯正装置もあります。
・デンツプライ・シロナ社のシュアスマイルは、これまで20年に渡るデジタル矯正分野での経験と治療実績があります。
重大な副作用も報告されておりません(R6.6月時点)。
当院ではシュアスマイルの有効性を認め、導入をしております。
・シュアスマイルは、日本においては薬機法の承認を受けておりませんので、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

治療の流れ

1.問診・カウンセリング

まずは、お口の中の状態を見せていただきます。お話をおうかがいして、歯の気になる点や疑問を解消し治療を始めたほうが良いのか、放置しているとどのようなことが起こるのか、また、治療を始める場合の全体の流れおよび治療に要する大まかな期間・治療費を説明いたします(30分~1時間)矯正治療を始めようと決心されたら検査に進みます。

2.精密検査

● 基本検査(約45分)

全員が行う検査です

  1. (1)歯並びの状態、虫歯、歯周病、顎の関節や筋肉の状態を診察
  2. (2)お口の中やお顔の写真
  3. (3)頭部および歯のレントゲンを撮影
  4. (4)上下顎の模型を採取
● 顎機能検査(約1時間)

成人の方は必ず行います

  1. (1)顎関節のレントゲンを撮影
  2. (2)顎関節を検査
    など。

3.診断

検査の結果を元に、現在の状態、使用する装置、予想される治療期間、治療費総額、治療中の注意点などを説明し、ご本人(あるいはご家族)の意見を交えながら最良の治療計画を決定します。(30分~1時間)

4.治療期間

診断に基づき、矯正装置による治療を行います。患者様の年齢・状態により、治療期間は大きく異なります。
装置を使用している期間は1~2ヶ月ごと、経過を観察している期間はおよそ3~6ヶ月に1回の通院です。 矯正装置をつけたり、調節した直後から数日間は、違和感や「噛むと痛い」という痛みを感じることがありますが、自然とおさまります。

5.保定開始

矯正歯科治療後、使用した矯正装置はすべて外します。矯正歯科治療直後の歯は、不安定で元の位置に戻ろうとする性質があります。そのため、移動した歯が周りの組織で安定するまで、保定という期間を設けます。簡単に取り外し可能なリテーナーと呼ばれる保定装置や、歯の裏側に細いワイヤーを接着する保定装置を使用します。ここからは通院間隔が年に1,2度になります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について


①矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、 不快感、 痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1 、 2週間で慣れてきます。
②歯の動き方には個人差があり、 予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 矯正歯科装置の使用状況、 顎間ゴムの使用状況、 定期的な通院など、 矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、 それらが治療結果や治療期間に影聾します。
④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、 また歯が磨きにくくなるため、 むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。
したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、 さらに、 かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、 歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に顎関節の痛み、 音が嗚る、 口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、 かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、 歯並びや、 咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影態で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。
また、 加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

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