30歳代〜40歳代の親知らず
- 曲がって生えていると歯周病のリスクが上がる
- 30代になると日本人の80%が歯周病にかかっていると言われています。親知らずが斜めや横に生えている場合は、親知らずと親知らずの前の歯との間に深い歯周ポケットができ、歯茎が腫れたり、口臭の原因になります。この年代に親知らずを抜歯すると、抜いた場所の骨が完全に回復せず、骨が下がってしまったり、歯周ポケットが残ってしまいます。
- 抜歯時、腫れや痛みが長引きやすい
- 横や斜めに生えている親知らずを抜歯する際、顎の骨を削ったり、歯を割って抜歯します。30歳以降になると骨や歯が固く、抜歯の際時間がかかってしまうために、痛みや腫れが長く残りやすくなります。また、骨や歯茎の回復にも時間がかかり傷口が完全にふさがるのに時間を要します。